Moutarde Violette de Brive
日本とフランス半々でお仕事をされている方から、美味しかったので、といただいたヴァイオレットマスタード。
その方の差し入れはいつも絶品で、このマスタードもかなりのものだろうと思ったら、やっぱり!そんな方とお仕事をご一緒させていただけることはとっても光栄、いつもたくさんの刺激を嬉しくいただいています。でも電話で話すとき、今どちらにいます?が何となく挨拶がわり。
このヴァイオレットマスタードはいわゆるマスタードにあるツンとしたきつさはなく、旨味や深みなどがグラデーションで広がります、これってなんか幸せかも。バカみたいに何度もそのままなめて、その瞬間を確認、楽しんでいます。
シンプルにお肉につけるだけでもいいし、赤ワイン系煮込みのソースに加えても。これは先日仕事で使った鴨にもきっと合うはず、ジビエ向き。あとチーズと合わせたり、あえてのデザートづかいなんてしてみたらおもしろいかも。ちょっと大人なグルメ系おもてなしで、実力を発揮してくれることでしょう。思わずワイン好きの友人達を招いて、即興&一期一会な料理をふるまいたくなりました。想像力や実験心がかきたてられる味っていい、これ、絶品調味料に共通する感覚です。
では、フランスつながりで。今、ピエブックスの「フランスの伝統色」という本がお気に入りです。色の名前もその由来も素敵、でも読み込むというより、パラパラめくって眺めて、気持ちをめぐらすといった感じです。こちら、色フェチさんにおすすめの一冊。この本のいいところはRGBやCMYKなども載っているので、実は実用的なのです。スタイリングの際のイメージやニュアンスをデザイナーさんと確認する資料にも便利、確実に話がそれていきますが。でも色彩カードは味気と色気がなく、ちょっとつまらないと思っている私にはもってこいです。
ではでは、ちょっぴりフランスつながりで。明日はフランス語堪能、グルメ記者かつ翻訳家な友人主催の美味しい会へ。愛読&憧れのS書店の皆様の輪にお邪魔させていただきます。思いっきり読者目線で美味しい話をたっぷり伺ってこようと思います。お天気、晴れるといいな。